オゾンの力でベストな衛生環境をつくる

株式会社エヌエイチコーポレーション(NH Corporation)は、大分市の公立高校の同窓生の二宮(N)と樋口(H)が2018年4月に設立した会社です。
二宮は商社、樋口はエネルギー企業でそれぞれ役員を務め、古希を迎える直前に退職しました。
そして、遡ること数年前、二人の共通の友人から白いグラニュール状の物質で、中にオゾンが包摂されているという、画期的な物質を紹介されたことが会社設立の発端となりました。

通常オゾンは、除菌・消臭・漂白など様々な用途で使われていますが、製造するには高圧の電気エネルギーが必要なので大がかりな設備投資が必要になります。
この紹介された物質は水に溶かすだけでオゾンが発生する特性があり、「活用次第では様々な用途で手軽にオゾンを使えるようになるのではないか」と、ひらめきと同時にとても好奇心が湧いてきたことを今でも鮮明に覚えています。

すぐに、公的研究機関や企業などに依頼し、その特性を調べてもらったところ、その結果次のことが明らかになりました。

• ◆固体の状態では放散されず、粉末内で安定している
• ◆水に溶かすとオゾンが徐々に放出され、水中に長期間存在し続ける
• ◆様々なバクテリア、ウイルスを低濃度、短時間に除菌できる

これらの結果は、既存のオゾン発生装置や除菌剤では難しいことばかりでした。
「社会に役立つであろう、この素晴らしい物質を世の中に広めたい！」と確信した私たちは、長期間安定して保存できる耐久性の高い分包フィルムも開発に取り組み、保存に理想的なフィルムの開発に成功しました。
その後、試行錯誤をしながらも製品化へ漕ぎつけて、水に溶かすとオゾン(ozone)と次亜塩素酸(hypochlorous acid)が発生することから、製品名をオゾンハイポック(ozone hypoch)と命名し、おかげさまで着々と世の中に広まりつつあります。

冒頭に述べましたが、私たち二人は古希を迎えました。
高齢化社会の中で様々な老後の過ごし方がありますが、オゾンハイポック及びオゾンハイポックを原料として今後開発を予定している新商品を普及させることで、少しでも社会のお役に立てるよう努めて参ります。
皆さまにはご理解とご支援の程、宜しくお願いいたします。